
またLINE広告の審査に落ちた…



そもそも広告アカウントすら作れない…
こんな悩みはありませんか?
ご安心ください。この記事を最後まで読めば、なぜあなたの広告が審査に落ちるのか、その原因を理解し対処することが可能です。
「アカウント開設」と「広告出稿」という2つの審査ごとに、チェックリストと、次に何をすべきかというアクションプランを手に入れることができます。
この記事が根本的な問題解決に向けて、前進させるための一助となれば幸いです。
なぜLINE広告の審査は他より厳しいのか?


LINE広告の審査が厳しい理由は、LINE広告審査ガイドラインのサービスポリシーが影響しています。
LINE広告は、子どもから大人まで幅広い年齢層のユーザーに対して広告配信を行うプラットフォームです。
そのため、当社は本サービスで配信される広告(当社が提携する第三者の広告枠で配信される広告も含みます)について「情報の受け手(ユーザー)がどう思うか」「ユーザーが必要とする情報を適切な形で提供しているか」「ユーザーが不快に感じることはないか」「すべてのユーザーが安心・安全にサービスを利用できているか」という点を非常に重視しております。
公式サイトには上記のように記載がされています。
LINEが守りたい「安全な日常」と「広告主への信頼性」
LINEは月間9,500万人以上が利用する、日本の生活インフラです。
多くのユーザーにとって、そこは安心できる空間であることが求められます。
もし、その空間に「これを飲むだけで必ず痩せる!」といった誇大広告や、運営者情報が不明な怪しい広告が紛れ込んでいたら、ユーザーは不快に感じ、LINEへの信頼を損ないかねません。
そのため、LINE広告では「広告主の信頼性」が特に重視されます。
広告クリエイティブだけでなく、遷移先のLP(ランディングページ)に運営者情報が明記されているか、サイト全体の品質は十分か、といった点まで含めて厳しく評価されるのです。
これが、他の広告媒体よりも審査が厳しいと感じられる大きな理由です。
アカウント開設に立ちはだかる大きな壁


最初の関門が「広告アカウント開設審査」です。
LINE広告は特にアカウント開設が難しく、ここでつまずいてしまうケースも少なくありません。
アカウント開設で落ちる2大要因
アカウント開設審査で否認される理由は、
- 取り扱う商材の問題
- 広告主(ウェブサイト)の信頼性の問題
この2つです。
要因1:掲載できない業種・商材
LINE広告には、そもそも掲載が認められていない、あるいは厳しく制限されている業種やサービスが存在します。
- 掲載不可の代表例
- 特定の宗教、および宗教団体
- ギャンブル関連(公営競技・宝くじ、スポーツ振興くじ・パチンコ等は除く)
- アダルト関連
- 連鎖販売取引
- たばこ、電子タバコ (一部当社が認めた場合を除く)
- 武器全般、毒物・劇物
- 未承認医薬品⋅医療機器等
- 情報商材
- チケット不正転売
- その他不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス
まずは、LINE広告の公式ガイドラインで自社の商材が掲載可能かどうかを必ず確認しましょう。
要因2:広告主(ウェブサイト)の信頼性不足
商材に問題がなくても、広告主の「顔」となるウェブサイトの信頼性が低いと判断されると、アカウント開設は見送られます。
- 必須情報の欠如
- 連絡先(住所・電話番号)やプライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表記がウェブサイトに掲載されていない。
- サイトの品質
- 情報量が極端に少ない、リンク切れが多いなど、ユーザーが安心して利用できる状態ではない。
この段階では、「どんな広告を出すか」以前に、「広告主として信頼に足る存在か」が厳しく見られています。
それでも審査に通らない…
これらの対策を行っても、なかなか審査が通らず困っている方も多いのではないでしょうか。
審査をスムーズに通過するための最新情報や、対策について詳しく知りたい方は、ぜひ弊社にご相談ください。
認定代理店配下のアカウントであれば、専属のLINE広告担当がいるので審査についてのお問い合わせや、審査対策アドバイスも頂きやすく、審査攻略の難易度はぐっと下がります。
認定代理店アカウントを活用し、専属の営業担当者と連携を取りながら、最速でLINE広告の審査を突破したい方はお気軽にお問い合わせください。
【広告審査編】クリエイティブで落ちる4つの典型的パターン


無事にアカウントが開設できても、次に「広告審査」が待っています。
ここでは、個々の広告クリエイティブと、その遷移先であるLPが審査対象となります。
パターン1:広告主情報とLPの不一致
これは非常に多く、かつ見落としがちなポイントです。
LINE広告では、広告アカウントに登録した「広告主名」と、LPに記載されている「事業者名(会社名)」が完全に一致している必要があります。
- よくある間違いの例
- アカウントは「株式会社A」なのに、LPのフッターには「Bストア運営事務局」としか書かれていない。
- 広告主が親会社で、LPの運営が子会社の場合、両社の関係性がサイト上で明記されていない。
ユーザーが「この広告を出しているのは誰なのか」を明確に判断できる状態になっているか、改めて確認しましょう。
パターン2:LP(ランディングページ)の品質不足
広告審査では、より厳しくLPの品質を確認されます。ユーザーが安心して情報を得ることができ、次の行動に移せるかということが重要です。
- 品質不足と判断されるLPの例
- 情報量が極端に少ない、または誇張が多い。
- 広告をクリックしたのに、全く関係のないページに遷移する。
- ブラウザの「戻る」ボタンを無効化している。
技術的な部分と、客観的な部分で判断する必要があります。
技術的な部分に関しては全ての遷移先をクリックして確認する。
客観的な部分では、競合で通過している商材を確認し、比較し分析してみることが重要です。
上記の2つの視点でLP全体を見直してみてください。
パターン3:クリエイティブ表現の問題(薬機法・景表法)
特に健康食品や化粧品、金融商品などで最も厳しいチェックが入るのが、広告クリエイティブの表現です。
医薬品医療機器等法(薬機法)や景品表示法(景表法)に抵触する可能性がある表現は、即座に否認対象となります。
- 否認されやすい表現の例
- 効果の保証: 「飲むだけで必ず痩せる」「シワが完全に消える」など。
- 安全性の保証: 「副作用は一切なし」「100%安全」など。
- ビフォーアフター: 使用前後の写真を並べて、劇的な変化を見せる表現。
- コンプレックスの過度な煽り: 「そのシミ、見られていますよ」など。
NG例


これらの表現は使用できません。「ユーザーに誤解を与えない、客観的で誠実な表現」を心がける必要があります。
パターン4:アカウントの信頼性・過去の履歴
見過ごされがちですが、広告アカウント自体の信頼性も評価対象です。
過去に何度もガイドライン違反を繰り返していると、アカウント自体が「要注意」と見なされ、審査がさらに厳しくなる可能性があります。
小手先の修正では審査通過が難しくなるケースも少なくありません。
審査落ちからの復活:自力での再申請と「最終手段」


原因を理解したところで、次は具体的な行動に移ります。
ステップ1:否認理由の特定と修正
まずは、冷静に状況を分析することから始めましょう。
- 管理画面の確認
- LINE広告の管理画面には、否認理由が大まかに記載されている場合があります。
- ガイドラインとの照らし合わせ
- 否認理由のヒントを元に、該当するパターンとLINE広告の公式ガイドラインを再度熟読し、原因を特定します。
- 客観的な視点での修正
- 該当箇所を修正します。この時、「自分たちの常識」ではなく「初めて広告を見るユーザーの視点」で見直すことが重要です。
しかし、多くの場合、自力での修正には限界があります。
LINEは「具体的にどこが、なぜダメなのか」を詳細には教えてくれないため、推測で修正を繰り返すしかないからです。
ステップ2:「もう打つ手がない」と感じた時に
自力での修正を繰り返しても承認されず、時間だけが過ぎていく…。
そうした時こそ、LINE広告の審査に詳しい専門家(広告代理店など)への相談を検討するタイミングです。
豊富な経験から審査に落ちた原因を特定し、広告審査突破に導いてくれます。
状況によっては、既存のアカウントではなく、新たなアカウントでの再出発をサポートしてくれる場合もあります。
更に、認定代理店配下のアカウントでは、専任のLINE広告担当者による細かなサポートが受けられるため、審査通過のための質問対応や具体的なアドバイスが迅速に得られます。
認定代理店配下のアカウントを通じ、経験豊富な専属営業担当者と連携して、LINE広告を最短で運用スタートしたい方はお気軽にお問い合わせください。
まとめ


この記事では、LINE広告の審査が厳しい根本的な理由。
「アカウント開設」と「広告出稿」それぞれのフェーズにおける具体的な否認パターン。
自力での対処法までを解説してきました。
ご紹介したチェックリストを元に見直すことで、多くの問題は解決の糸口が見えるはずです。
しかし、度重なる審査落ち。
薬機法のような専門知識が絡む問題。
このような状況で、「もう自社だけでは限界だ」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな場合はぜひ弊社に一度ご相談ください。


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よくある質問(Q&A)
- 代理店に頼むと費用はどのくらいかかりますか?
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費用は代理店やサービス範囲によって大きく異なりますが、一般的には「広告費の20%」が手数料の相場です。
重要なのは、費用の安さだけで選ばないことです。
審査通過や運用改善に関する深い知見や、手厚いサポート体制があるかなど、費用に見合った価値を提供してくれるパートナーを選ぶことが成功の鍵となります。
- 審査にはどのくらいの時間がかかりますか?
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LINE公式では、アカウント開設・広告ともに審査期間を「約5~10営業日」としています。
ただし、これはあくまで目安です。
審査期間を見越して、余裕を持ったスケジュールで準備を進めることが重要です。
参考文献
LINEヤフー for Business, LINE広告審査ガイドライン: https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/guideline/